タチクラマゴケ 立鞍馬苔
Flora of Mikawa
クラマゴケ科 Selaginellaceae クラマゴケ属
中国名 | 伏地卷柏 fu di juan bai |
[英名] | Japanese royal fern |
学 名 | Selaginella nipponica Fr. et Sav. |
高 さ | 5~12㎝ |
生活型 | 常緑性 |
生育場所 | 草地 |
分 布 | 在来種 本州(東北地方南部以西)、四国、九州、中国、台湾 |
撮 影 | 豊田市(旭町) 05.6.12 |
枝に2形ある。主茎は5~20㎝地表を匍匐し、側枝を出す。側枝は直立し、1~2回分枝し、葉がまばらにつく。直立した側枝は高さ5~12㎝で、同形の葉が4列つき、冬は枯れる。匍匐茎には服葉と背葉がつき、腹葉は長さ2~2.5㎜の広卵形、全縁で、横に広がり、背葉は小さく、先が鋭く尖って直立する。胞子嚢穂をつける枝は長さ2.5~12㎝、直立し、栄養葉の枝とほぼ同形である。胞子嚢穂は単生又は2~3回分枝することもあり、長さ18~50㎜、幅2~4.6㎜。大胞子葉は胞子嚢穂の基部につき、小胞子葉はやや小さく、長楕円形、厚く、中部につく。小胞子は橙赤色、大胞子は橙黄色。
クラマゴケは栄養葉の先の小枝(胞子嚢穂)にソーラスをつけ、胞子葉はすべて同形で、細鋸歯がある。ヒメクラマゴケは胞子嚢穂が直立し、胞子葉は2形あり、背側の葉が大きい。
クラマゴケは栄養葉の先の小枝(胞子嚢穂)にソーラスをつけ、胞子葉はすべて同形で、細鋸歯がある。ヒメクラマゴケは胞子嚢穂が直立し、胞子葉は2形あり、背側の葉が大きい。