オサシダ 筬羊歯
Flora of Mikawa
シシガシラ科 Blechnaceae ヒリュウシダ属
学 名 | Blechnum amabile Makino |
高 さ | 20~40㎝ |
生活型 | 常緑性 |
生育場所 | 山地の林下の岩上 |
[類似種] | シシガシラ |
分 布 | 在来種(日本固有種) 本州、四国、九州 |
撮 影 | 乳岩峡 07.4.15 |
根茎は細く、長く伸びて岩を這うことも多い。葉柄はわら色、葉柄基部の鱗片は褐色、狭卵形、膜質。葉は単羽状葉、2形。栄養葉は葉柄が長さ2~10㎝、葉身が長さ約20㎝、幅約5㎝、先が次第に尖り、基部は次第に細くなる。栄養葉の羽片の中肋表面に溝がない。胞子葉は葉柄や葉身がやや長く、栄養葉より幅が約3㎝と狭い。ソーラスは羽片の中肋に沿って線形につく。
シシガシラと似ていて間違えやすいが、よく見ると特徴があり、区別は簡単である。オサシダの方が根茎が細くて長い。シシガシラは葉のつき方が車座に丸くなるが、オサシダはならない。羽片の幅がオサシダの方が広い。葉柄はオサシダは長いが、シシガシラは短い。葉柄基部の鱗片はオサシダが狭卵形で、シシガシラは線形。オサシダは羽片の中肋の上面の溝がシシガシラのようにはっきり見えない。
シシガシラと似ていて間違えやすいが、よく見ると特徴があり、区別は簡単である。オサシダの方が根茎が細くて長い。シシガシラは葉のつき方が車座に丸くなるが、オサシダはならない。羽片の幅がオサシダの方が広い。葉柄はオサシダは長いが、シシガシラは短い。葉柄基部の鱗片はオサシダが狭卵形で、シシガシラは線形。オサシダは羽片の中肋の上面の溝がシシガシラのようにはっきり見えない。