コバノイシカグマ 小葉の石カグマ
Flora of Mikawa
コバノイシカグマ科 Dennstaedtiaceae コバノイシカグマ属
中国名 | 碗蕨 wan jue |
[英名] | scabrous cuplet fern , hay scented fern |
学 名 | Dennstaedtia scabra (Wall. ex Hook.) Moore |
高 さ | 50~80㎝ |
生活型 | 常緑性 |
生育場所 | 山地の林下 |
分 布 | 本州(東北地方以南)、四国、九州、朝鮮、中国、台湾、インド、スリランカ、ベトナム、ラオス、マレーシア、フィリピン |
撮 影 | 本宮山 04.5.26 |
根茎は赤褐色、長く、匍匐する。葉柄は長さ20~35㎝、赤褐色~紫褐色、全体に白毛が密生する。葉身はやや硬い草質、両面に粗い毛が生え、長さ20~29(50)㎝、幅15~20㎝
、3~4回羽状複葉、三角状長楕円形。羽片は14~16対つき、普通、長さ2.5~5㎝、幅1~2㎝、最下部の幅が最も広く、上部ほど幅が狭い。小羽片は卵状長楕円形で、中裂~深裂。裂片は長楕円形、脈は縁に達しない。ソーラスは葉の縁につき、包膜は灰緑色、コップ状で、無毛。
葉に毛がほとんどないものはウスゲコバノイシカグマという。
イヌシダは小形で、葉が2形。
オウレンシダは夏緑性、小型、無毛で光沢がある。
イシカグマは褐色の毛が密生し、羽片が尾状に長い。
葉に毛がほとんどないものはウスゲコバノイシカグマという。
イヌシダは小形で、葉が2形。
オウレンシダは夏緑性、小型、無毛で光沢がある。
イシカグマは褐色の毛が密生し、羽片が尾状に長い。