コバノヒノキシダ 小葉の檜羊歯
Flora of Mikawa
チャセンシダ科 Aspleniaceae チャセンシダ属
中国名 | 华中铁角蕨 hua zhong tie jiao jue |
学 名 | Asplenium sarelii Hook. |
高 さ | 10~30㎝ |
生活型 | 常緑性 |
生育場所 | 日当たりのよい山野の岩上、石垣 |
分 布 | 在来種 本州(東北地方南部以西)、四国、九州、朝鮮、中国、ロシア、ベトナム |
撮 影 | 石巻山 04.11.3 |
根茎は短く、斜上し、叢生する。葉柄基部の鱗片は糸状、黒褐色格子状。葉は紙質で、濃緑色~灰緑色。葉身は広披針形~長楕円形、2回羽状複生。下部羽片はやや短くなる。最下羽片は卵形で、幅より長さが倍以上長い。裂片の先には数個の鋸歯があり、基部はくさび形。中軸の溝の中央が盛り上がる。ソーラスは線状惰円形、裂片の中間につく。トキワトラノオとの雑種はアイトキワトラノオという。2n=72
トキワトラノオは葉が厚く、光沢があり、深緑色。最下羽片が三角形で、幅と長さがほぼ等しい。イワトラノオは陰湿な場所に生え、中軸の溝の中央が盛り上がらない。アオガネシダは小羽片、裂片の幅が狭く、全体に鋭角で、中軸の溝の中央が盛り上がらない。コウザキシダはソーラスが裂片の縁につく。
トキワトラノオは葉が厚く、光沢があり、深緑色。最下羽片が三角形で、幅と長さがほぼ等しい。イワトラノオは陰湿な場所に生え、中軸の溝の中央が盛り上がらない。アオガネシダは小羽片、裂片の幅が狭く、全体に鋭角で、中軸の溝の中央が盛り上がらない。コウザキシダはソーラスが裂片の縁につく。