段戸山の麓の段戸国有林内の中心地裏谷地区に、樹齢200年を超えるブナ、モミ、ツガを主体とする温帯性の天然林がある。規模も県内最大で、学術的にも貴重な森であるため、「裏谷原生林」として保護されている。愛知高原国定公園内の標高約900mにあり、面積127ha。林内を東海自然歩道が通り、段戸湖を起点に、木道などの散策コースが整備されている。散策コースの樹木には名札が付けられているので、樹木の名を確認しながら森林浴などを楽しむことができる。段戸山は鷹ノ巣山の別名で、標高1152.3m。南側の山麓に段戸湖、裏谷原生林があり、北側の山麓に黒田ダムのある黒田貯水池、段戸高原県立自然公園がある。
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