愛知県と長野県の県境に位置する標高1451mの愛知県最高峰である。隣りの茶臼山高原スキー場となっている標高1360mの萩太郎山は愛知県で2番目の高さである。標高1200mの山麓高原内には、茶臼山高原国民休暇村、愛知県茶臼山野外活動ロッジ、キャンプ場、県営の茶臼山高原牧場など観光設備が整っている。高原駐車場から茶臼山山頂への登山道は西側と東側の2つのルートがあり、山頂には360度のパノラマが楽しめるよう展望台が設けられ、天気が良ければ遠く南アルプスの峰々が眺望できる。茶臼山にはブナ原生林があり、愛知県では貴重な植物を林下に観察することができる。植物は500種にのぼるといわれ、高原ではニッコウキスゲ、オオバギボウシ、クガイソウなどが楽しめる。萩太郎山頂付近にシバザクラが10万平方メートル以上植栽され、シバザクラの名所(5月中旬~6月中旬頃)となっている。茶臼山高原道路は2013年から無料になった。
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