愛知高原国定公園第1種特別地域(昭和45年12月28日指定)
愛知県天然記念物(昭和48年11月26日指定 面積2.712ha)
(昭和55年 3月28日追加指定 面積0.697ha)
この湿原は、比較的水位が高い低層湿原的な面とミズゴケ、ヌマガヤなどが生育する高層湿原的な面とをあわせもったいわゆる典型的な「中間湿原」である。湿原の地下には、たくさんの「埋もれ木」を含んだ「泥炭」が2メートル余り堆積しており、その面積は東海地方最大級のものとなっている。ここでは、次のような貴重な植物や昆虫を見ることができる。また、この湿原は自然公園法及び愛知県文化財保護条例により動植物の採取等はできない。(湿原入口の立看板から)
[植物] サワギキョウ、ミカワイヌノヒゲ、イトイヌノヒゲ、ツクデマアザミ、タヌキモ、ヒロハノコジュズスゲ、ヒツジグサ、サギソウ、トキソウ、ミミカキグサ、ホザキノミミカキグサ、ムラサキミミカキグサ、ミカヅキグサ、マメスゲ、クサレダマ、ウメバチソウ、ノハナショウブ、ヒメシロネ、サワシロギク、レンゲツツジ、ノリウツギなど。
[昆虫] ハッチョウトンボ、グンバイトンボ、ガマシジミ、ヒメヒカゲなど。
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