三河湾の東側に約40km突き出た渥美半島の先端が伊良湖(いらご)岬である。岬先端の砂浜が恋路が浜と呼ばれる景勝地として知られる。太平洋岸は伊良湖岬灯台から日出(ひい)の石門付近に岩礁帯があり、岩礁帯から東は、遠く浜松まで、砂浜が続いている。砂浜周辺で暖地性の貴重な海浜植物が観察できる。
[砂浜・岩場] ハマゴウ、ハマナタマメ、アゼトウナ、ネコノシタ、イワダレソウ、イヨカズラ、ハマオモト(ハマユウ)、ハマアザミ、ハマヒルガオ、ハマボッス、ハマボウフウ、ハマエンドウ、ハマエノコロ、ハマニガナ、ハマカンゾウ、ハマゼリ、ハマナデシコ、コウボウムギ、コウボウシバ、ケカモノハシ、ビロードテンツキ、ハイネズ
[半島高台の遊歩道] コオニユリ、コバノタツナミ、ハチジョウイチゴ、ハスノハカズラ、サケバヒヨドリ、オニヤブマオ、フウトウカズラ、ツルソバ、ツワブキ、オオヤマザクラ、オオバイボタ、ヒメユズリハ、ウバメガシ
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