はままつフラワーパークは昭和45年に開園した花の公園。30万平方メートルの園内に、大噴水・人工滝のある西洋的庭園、池と花菖蒲園のある日本庭園、大温室(クリスタルパレス)、遊具こども広場で構成されている。ツツジ園、バラ園、ハナショウブ園、シャクヤク園、ツバキ園、梅園、ハナモモ園、モミジ園、ボケ園、ハーブ・有用植物見本園、サクラ・アジサイ並木、宿根草園などがあり、3,000種 10万本が植栽されている。その中には諸外国のめずらしい植物や郷土の植物の保存地域もある。また、植物の試験研究や園芸技術の指導、啓蒙の場所ともなっている。ハナショウブの新品種の「浜名湖の光」、サクラの新品種の「舘山寺桜」(2月中旬~3月上旬が見頃)、「雛桜」(2月下旬~3月上旬が見頃)の3種ははままつフラワーパークで生まれた植物である。
スイセン、チュ-リップ、ウメ、サクラ、バラ、ツツジ、ハナショウブ、アジサイなどの園芸品種が非常に多いが、野生種も多く植えられている。フクジュソウ、セツブンソウ、マンサク、トキワマンサク、ミズバショウ、コバノミツバツツジ、カタクリ、ウラシマソウ、キンラン、コバノタツナミ、ササユリ、ノハナショウブ、ヤマアジサイ、ハマボウ、ナンバンギセル、サギソウ、ヒガンバナ、オミナエシ、フジバカマなど。
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