天竜奥三河国定公園(昭和44年1月10日指定)
茶臼山自然園は天竜奥三河国定公園内の長野県側に位置し、茶臼山(標高1415m)の東山麓からアテビ島(標高1200m)にかけての茶臼山高原にあり、第二次原生林60haの中に約4kmの遊歩道が整備され、自然観察ができるようになっている。昭和55年から「あてび平小鳥の森」と呼ばれ、管理棟が小鳥茶屋となっている。野鳥の種類は約60種といわれている。原生林にはクロベを主とする針葉樹が茂り、林下にはミズゴケが多く、マンサク、チチブドウダン、セリバシオガマ、ザゼンソウ、ミズバショウ、ギンリョウソウなど多くの植物が見られる。
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