ツボゴケ 坪蘚

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Flora of Mikawa

チョウチンゴケ科 Miniaceae ツルチョウチンゴケ属

中国名 匐灯藓 fu deng xian
英 名] toothed plagiomnium moss
学 名 Plagiomnium cuspidatum (Hedw.) T.J.Kop.
ツボゴケの葉
ツボゴケの葉先
ツボゴケの葉身細胞
ツボゴケ
ツボゴケ葉拡大
分 類 蘚類
高 さ 2~3㎝(長さ)
生育場所 山地の地上、岩上
分 布 在来種  日本全土、中国、インド、ロシア、中央アジア、ヨーロッパ、アフリカ、北アメリカ、中央アメリカ
撮 影 新城市   10.4.8
茎は匍匐してランナーのように茎が伸びる。仮根は褐色。匍匐茎と直立茎の2形あり、写真は直立茎。葉は長さ2~3.5㎜の卵形、先が尖る。葉縁には明瞭な舷があり、葉の上半部に鋭い歯がある。若い枝葉は全縁。葉の基部は茎に下垂して、翼となる。中肋は太く、葉先に達する。葉身細胞は長さ15~30(35)μmの不規則な六角形、薄壁~ときにやや厚壁。雌雄同株。蒴柄は長さ2~3㎝、黄赤色。蒴は長卵形、垂れ下がる。n=12
 コツボゴケはやや小形で、雌雄異株。また、葉身細胞の大きさがより均等。