コツボゴケ 小坪蘚

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Flora of Mikawa

チョウチンゴケ科 Miniaceae ツルチョウチンゴケ属

中国名 尖叶匐灯藓 jian ye fu deng xian
学 名 Plagiomnium acutum (Lindb.) T.J.Kop.
コツボゴケの葉先
コツボゴケの葉縁
コツボゴケの葉基部
コツボゴケの葉身細胞
コツボゴケ
コツボゴケ拡大
コツボゴケ葉
分 類 蘚類
高 さ 2~3㎝(長さ)
生育場所 低地の地上、岩上
分 布 在来種  日本全土、朝鮮、中国、ロシア、インド、ブータン、ネパール、ミャンマー、ベトナム
撮 影 幸田町   04.9.23
田の畔の水路の縁でよく見られる。
 山地で見られるツボゴケと同じように匍匐してランナーのように茎が伸びる。植物体は鮮緑色。茎はよく分枝し、仮根が密生し、枝は長さ2~3㎝。葉は長さ2~3㎜、幅1.5~2.5㎜の倒卵形~広卵形、、基部で狭く、先が尖る。葉縁には明瞭な舷があり、葉の上半部に鋭い歯がある。中肋は太く、葉先に達する。葉身細胞は長さ20~25μmの不規則な六角形、厚壁。雌雄異株。雄株には雄器盤ができる。蒴柄は長さ2~3㎝、黄色。蒴は長卵形。n=6,7
 ツボゴケは雌雄同株、葉身細胞の大きさにややバラツキがある。。