ニセヤハズゴケ 偽矢筈苔

mark

Flora of Mikawa

クモノスゴケ科 Pillaviciniaceae クモノスゴケ属

中国名 暖地带叶苔 nuan di dai ye tai
学 名 Pallavicinia levieri Schiffn.
ニセヤハズゴケの拡大
ニセヤハズゴケの雄株の拡大
ニセヤハズゴケの葉鋸歯
ニセヤハズゴケ葉
ニセヤハズゴケ
ニセヤハズゴケ葉
ニセヤハズゴケ葉身細胞
分 類 苔類
高 さ 3~6㎝(長さ)
生育場所 常緑樹林の湿った岩上、土上、倒木上
分 布 在来種  本州(千葉県以西)、四国、九州、沖縄、中国、インド、東アジア~ニューギニア
撮 影 岡崎市   10.5.23
葉状体は匍匐し、不透明な緑色、翼部が左右非対象。葉縁に鋸歯があり、鋸歯の先が数細胞長の毛状になる。クモノスゴケに似ているが、葉先が細くならない。雌雄異株。雌包膜は杯形、雄包膜は中肋上に多列に並び、縁は細裂して鋸歯状。胞子表面の網目模様は18~20個。n=8
 クモノスゴケは葉状体が匍匐し、透明、先端が細くなることがある。雄包膜は中裂の左右に2列にならび、鋸歯状縁。
 クモノスゴケモドキは雌包膜が円筒形、雄包膜がほぼ全縁。