ヒメミノリゴケ 

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Flora of Mikawa

クサリゴケ科 Lejeuneaceae  ミノリゴケ属

中国名 小頂鱗苔 xiao ding lin tai
学 名 Acrolejeunea pusilla (Steph.) Grolle et Gradst.
ヒメミノリゴケの裏面
ヒメミノリゴケの葉
ヒメミノリゴケの葉身細胞
ヒメミノリゴケ
ヒメミノリゴケ枝
分 類 苔類
高 さ 0.5~1.5㎜(長さ)
生育場所 低地の樹幹
分 布 在来種  本州、四国、九州、沖縄、中国
撮 影 三谷町   10.12.8
樹幹に着生する小形の苔類。茎は長さ0.5~1㎜、側面からのクサリゴケ型の分枝だけである。葉の背片は長さ0.3~0.6.㎜の非相称の卵形、円頭。腹片は長さが背片の1/2~2/3、切頭で2歯がある。腹葉は円形、幅は茎径の約2倍。葉身細胞は平滑で、トリゴンはやや大きい。油体は多数。雌雄異株。花被は側枝の先につき、5稜の倒卵形。無性芽はつかない。n=9
 湿ると葉が背側に曲がりフルノコゴケに似ている。フルノコゴケは全体に大きく、腹片が小さく、歯が3~5個。