エダツヤゴケ 枝艶蘚
Flora of Mikawa
ツヤゴケ科 Entodontaceae ツヤゴケ属
中国名 | 广叶绢藓 guang ye juan xian |
学 名 | Entodon flavescens (Hook.) A.Jaeger Entodon rubicundus (Mitt.) A.Jaeger et Sauerb. |
分 類 | 蘚類 |
高 さ | 4~5㎝(長さ) |
生育場所 | 木の根元、岩上 |
分 布 | 在来種 日本全国、朝鮮、中国、インド、ブータン、ネパール、フィリピン |
撮 影 | 五井山 10.11.2 |
光沢があり、黄緑色、ときに赤みがある。茎は這い、不規則にやや羽状に密に分枝し、葉がややゆるく扁平につく。枝は再分枝し、長い枝をつける。茎葉は長さ約2.5㎜(China
Moss:1.5~1.7㎜ × 0.8~0.9㎜)の広卵形で、先が尖る。先端付近にかすかな歯があるほかほぼ全縁。枝葉は長さが茎葉の半分ほどで、全周に明瞭な微歯がある。中肋は2叉して短い。葉身細胞は長さ50~65μm、幅約5μm(China
Moss:60~90µm× 6~7µm)の線形。葉の翼部にははっきりした方形~矩形の細胞がある。雌雄異株。蒴は長さ約4(China Moss:2)㎜。長卵形。蒴歯は2列。内外蒴歯の全面にパピラがある。蒴柄は長さ3~4(China
Moss:2.5)㎝。胞子は直径11~14(China Moss:12~16)μm。n=11
類似のホソミツヤゴケは蒴柄が長さ1.5~2cm。
類似のホソミツヤゴケは蒴柄が長さ1.5~2cm。