ズイナ科 Iteaceae
分類 | 被子植物(Angiosperm)-真正双子葉類(Eudicots)-コア真正双子葉類(Core eudicots)-バラ上群(Superrosids)-ユキノシタ目(Saxifragales) |
エングラー分類ではSaxifragaceae(ユキノシタ科)であり、クロンキスト分類ではGrossulariaceae(スグリ科)とされ、新分類(APGⅢ)でプテロステモン科Pterostemonaceaeを含んで、ズイナ科として分離された。エスカロニア科Escalloniaceaeの1属Choristylisもズイナ科に移動された。 【ズイナ科の属】 Choristylis(1種)、 Pterostemon(3種)、ズイナ属 Itea(約27種) |
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分布 | 東アジア、南北アメリカ、アフリカ南東部に3属約30種が分布する小さな科である。 |
特徴 | 低木、中高木。ときに腺点がある。托葉は有又は小さい。葉は互生、まれに輪生、有柄、単葉、鋸歯縁、まれに全縁~円鋸歯縁、ときに鋸歯に腺があり、羽状脈。花序は頂生又は腋生、長い総状花序又は円錐花序(Itea)、集散花序、散房花序 (Pterostemon) 。花は小さく、両性又はまれに単性、雌雄混株、5数性。雄しべ5又は10個うち5個は仮雄しべ(Pterostemon)。子房は上位又は周囲、又は下位(Pterostemon)。心皮は5(又は6)。花柱は1個(Itea)又は2個(Choristylis)又は5個(Pterostemon)。果実は蒴果。種子は多数又は1個(Pterostemon)。 |
栽培 | コバノズイナが庭木として植えられる。 |
ズイナ属 | コバノズイナ | Itea virginica L |