トベラ科 Pittosporaceae
分類 | 被子植物(Angiosperm)-真正双子葉類(Eudicots)-コア真正双子葉類(Core eudicots)-キク上群(Superasterids)-キク類(Asterids)-キキョウ類(Campanulids)-セリ目(Apiales) |
【トベラ科の属】 Auranticarpa、Bentleya、Billardiera、Bursaria、Campylanthera、Cheiranthera、Citriobatus、[Hymenosporum:Pittosporum]、Marianthus、Pittosporum、Pronaya、Rhytidosporum、[Sollya:Billardiera] |
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分布 | 南半球中心に、世界に約11属250種存在し、日本にはトベラ属1属7種が分布する。 |
特徴 | 高木、低木又はつる性木。常緑、無毛又はほぼ無毛、ときに刺がある。葉は互生、ために対生、托葉は無い。葉身はほとんどが革質、全縁まれに歯状又は分裂。花序は散形花序、散房花序、円錐花序、又は単生花。花は普通、両性ときに雌雄混株、放射相称まれに左右相称、普通5数性(子房を除き)、萼片は普通、分離又はわずかに合着。花弁は分離又は合着、白色、黄色、青色、赤色。雄しべは花弁に対生、花糸は糸状。葯は底着又は側着、2室、縦又は孔から裂開する。子房は上位、2又は3(~5)心皮、普通、1室又は不完全な2~5室。胚珠は多数、倒生胚珠。胎座は側膜、中軸、基底。花柱は短く、1個、2~5裂し、宿存性又は脱落性。果実は向軸の縫合線から裂開する蒴果又は液果。種子は多数、外種皮は薄い。胚乳はよく発達し、胚は小さい。 |
栽培 | トベラは公園の庭木として、よく利用されている。 |
トベラ属 | トベラ | Pittosporum tobira (Thunb.) Ait. |