| 特徴 |
多年草、茎は1本又は分枝する。葉は茎葉、互生、単葉、托葉は無い。葉柄は有又は無。葉身は縁が鋭い鋸歯又は重鋸歯。花序は頂生、サソリ形集散花序(scorpioid
racemes)。花は両性、花被と雄しべ群は子房下(hypogynous)又は子房周位(perigynous)。花托筒がある。咢片は 5(～8)個、下部で合着する。花弁は無いか又は1～8個、離生し、蜜腺の盤は無い。雄しべは10本、離生、花托筒の縁につく。葯は縦の隙間から裂開する。雌しべは1個、心皮は(4～)5(～8)個、基部で合着し、花托筒に部分的につく。子房は上位又は一部下位、下部で(4～)5(～8)室、縁辺胎座（placentation
marginal）。胚珠は倒生(anatropous)、二珠皮性（bitegmic）、薄層型珠心（crassinucellate）。花柱は各心皮に1個、離生。柱頭は各心皮に1個、頂生、頭状。果実は蒴果、花柱の下部～自由な部分で胞周裂開(circumscissile)する。種子は300～400個、小麦色（tan）、黄褐色又は帯ピンク色、楕円形～類紡錘形、端がより先細の索状、胚は真っすぐ、胚乳は乏しく、細胞質(cellular)。 |