特徴 |
常緑高木。雌雄異株又は雌雄同株。幹の髄が大きく、外皮に樹脂がある。葉は螺旋状につくか、十字につき、無柄、沿下する。球果は単性。花粉錘は小枝の上に腋生又は頂生、単生又は束生、小胞子葉(microsporophylls)は多数、螺旋状につき、無柄。葯室(microsporangia)は4~20個つき、外側にぶら下がり、2列に並び、糸状。花粉嚢は縦に割れる。花粉は気嚢がない(nonsaccate)。胚珠錐(球花 seed cone)は単生、小枝に頂生、2年目又は3年目に成熟し、苞は多数、螺旋状につく。排卵鱗(ovulate scale)は退化又は舌状、片側で苞に合着し、それぞれ、外側の基部に1胚珠をもち、胚珠は排卵鱗又は苞と(排卵鱗がないとき)合着する。成熟した胚珠錐の苞は脱落性、平ら、木質又は厚い革質、基部に1種子をつけ(もし、発達したら)、ときに、内面の中央の舌状の種鱗(seed scale)につき、先は三角形又は尾状。種子は苞と合着し、又は分離し、扁平、翼は有又は無。2n = 26。
ナギモドキ属(Agathis )、ナンヨウスギ属(Araucaria)、ウォレミア属(Wollemia) |