ミゾハコベ科  Elatinaceae

分類 被子植物(angiosperm)-コア真正双子葉類(Core eudicots)-バラ上群(Superrosids)-マメ類(fabids)-キントラノオ目(Malpighiales)
分布 世界の温帯から熱帯にかけて2属(Bergia、Elatine)約50種が分布し、日本にはミゾハコベが自生する。
特徴 1年草、多年草、亜低木。亜水生(semiaquatic)又は地上性(terrestrial)、小型。葉は対生又は輪生。葉柄があり、托葉は対にある。葉身は単葉、縁は全縁又は鋸歯縁。花は単生、束生又は腋生の集散花序につき、両性、放射相称、小さい。萼片は2~5個、覆瓦状、分離又はわずかに統合し、薄い膜質又は透明に近い縁になる。花弁は2~5個、蕾では覆瓦状、分離、膜質。雄しべは萼片の数の1又は2倍、分離。葯は背着、2室。子房は上位、2~5室、胚珠は多数、中軸胎座。花柱は2~5個、分離、短い。柱頭は頭状。果実は胞間裂開蒴果、膜質、革質又は皮殻質。種子は多数、直線状又は曲がり、小さい。外種皮にはしばしば、しわがあり、胚乳は無い。
栽培  水田、溝辺などに生育する小型の雑草。
ミゾハコベ属 ミゾハコベ Elatine triandra Schk.