コウヤマキ科 Sciadopityaceae
分布 | 裸子植物(Gymnosperms)-マツ目(Pinales) |
分布 | 日本特産の1属1種のコウヤマキだけの科である。国外では済州島で、確認されている。かつては北半球に広く分布し、化石が出土している。以前はスギ科に含められていた。 |
特徴 | 常緑針葉樹。 葉は2個の葉が合着したもの。花は単生。雌雄同株。雌花は鱗片が螺旋状に多数並ぶ。鱗片は外側の苞鱗と内側の種鱗が対になる。果実は楕円形の球果、種鱗がおおきくなり、種子を7~9個ずつ抱く。種子は周囲に翼がある。 |
栽培 | 庭木によく利用され、ヒマラヤスギ、ナンヨウスギと並び世界3大庭園樹の1つといわれている。真言宗の仏前の切り枝として使用され、高野山周辺に多く植えられている。材質は硬く、上質の木材として利用される。 |
コウヤマキ属 | コウヤマキ | Sciadopitys verticillata (Thunb.) Siebold et Zucc. |