コウヤマキ 高野槙

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Flora of Mikawa

コウヤマキ科 Sciadopityaceae コウヤマキ属

別 名 ホンマキ、マキ
中国名 金松 jin song
英 名 Japanese umbrella pine
学 名 Sciadopitys verticillata (Thunb.) Siebold et Zucc.
コウヤマキの枝先
コウヤマキの葉基部
コウヤマキの長枝
コウヤマキの幹
コウヤマキ
コウヤマキ葉表
コウヤマキ葉裏
コウヤマキ葉先
花 期 4月
高 さ 20~30m
生活型 常緑高木
生育場所 山地
分 布 在来種(日本特産種) 本州(福島県以南)、四国、九州、韓国(済州島)
撮 影 新城市(旧作手村)  13.10.2
コウヤマキは材質が硬く、水に強いため、古墳時代の木棺にも使用されていた。昔から植栽されている日本特産種であり、和名は和歌山県の高野山に多いことに由来する。2006年に誕生された秋篠宮家の悠仁親王のお印の木として有名になった。日本各地に巨木が残っている。新城市作手鴨ケ谷の甘泉寺(かんせんじ)のコウヤマキは幹周り6.25m、樹高27.8m、全国1位の巨木であり、国の天然記念物(昭和47年3月30日指定)に指定されている。
 樹形は狭い円錐形。幹は赤褐色、縦に樹皮が裂けて剥がれ落ちる。葉には鱗片葉と針葉があり、長枝に鱗片葉が螺旋状につき、長枝の先に短枝が10~45本輪生し、短枝の先に針葉がつく。針葉は長さ6~13㎝、幅3~4㎜の狭線形、合着した2個の葉からなり、先は少し凹み、触っても痛くない。葉表は濃緑色、葉裏は淡緑色、白色の気孔帯がある。雌雄同株。雄花は長さ約7㎜、枝先に20~30個が固まってつく。雌花は枝先に1~2個つく。球果は長さ8~12㎝の惰円形、松ぼっくりに似ている。翌年の10~11月に熟し、種鱗を開いて、種子を落とす。種鱗は長さ約2.5㎝の扇形、種子を7~9個入れる。種子は長さ約1.2㎝の卵形、周囲に狭い翼がある。
 イヌマキ Podocarpus macrophyllus は本州(関東地方以西)、四国、九州、中国、台湾に分布する。葉は長さ1.7~12㎝、幅 7~10㎜。果実は緑色で粉白色を帯び、花床が赤くなり食べられる。