ヒルムシロ科  Potamogetonaceae

分類 被子植物(angiosperm)-単子葉類(Monocots) -オモダカ目(Alismatales)
APGⅢ分類では旧イトクズモ科 (Zannichelliaceae) を含めている。また、カワツルモ属(Ruppia)はカワツルモ科 (Ruppiace)として独立させている。
【ヒルムシロ科の属】
Althenia(旧イトクズモ科)、Groenlandia、Lepilaena(旧イトクズモ科)、ヒルムシロ属 Potamogeton、Pseudalthenia(旧イトクズモ科)、Stuckenia、イトクズモ属 Zannichellia(旧イトクズモ科) 、[Vleisia(旧イトクズモ科)はPseudaltheniaに含められる]
分布 世界中に約7属100種が広く分布し、日本にも約20種が自生する。
特徴 すべて水生の多年草。普通、淡水又は塩水の池などに生育する。しばしば匍匐する根茎があり、分枝して葉をつける。葉身は沈水葉、浮水葉。普通、沈用葉は幅が狭く、浮水葉は幅が広い。葉に気孔は無い。花は両性まれに単性、で雌雄同株、4数性、花弁がない。萼片4個。雄しべ4個まれに1個、雌しべ1個。子房上位。果実は痩果、核果、堅果。
栽培 栽培されるものはなく、ヒルムシロように、水田の害草として嫌われるものも多い。
ヒルムシロ属 ヒルムシロ Potamogeton distinctus A. Benn.
フトヒルムシロ Potamogeton fryeri A. Benn.