ゴマ科  Pedaliaceae

分類 被子植物(Angiosperm)-真正双子葉類(Eudicots)-コア真正双子葉類(Core eudicots)-キク上群(Superasterids)-キク類(Asterids)-シソ類(Lamiids)-シソ目(Lamiales)
【ゴマ科の属】
Ceratotheca(ケラトテカ属)、Dewinteria、Dicerocaryum(ディケロカリウム属)、 Linariopsis(リナリオプシス属)、Pedalium(ペダリウム属)、Pterodiscus(プテロディスクス属)、 Rogeria(ロゲリア属)、Sesamothamnus(セサモタムヌス属)、Sesamum(ゴマ属)、 Trapella(ヒシモドキ属)、Uncarina(ウンカリーナ属)
【Unresolved3属】
Harpagophytum(ハルパゴフィツム属)、Holubia(ホルビア属)、 Josephinia(ヨセフィニア属)
分布 アフリカを中心とする熱帯から暖帯に約11(13)属34(40)種が分布し、日本に自生するのは水草のヒシモドキ1種。
特徴 1年草、多年草、まれに低木、中高木。ときに膨らんだ茎をもつ。葉は対生、ときに4数性の粘液を分泌する腺で密に覆われ、托葉は無い。花は左右相称、単生、腋生、まれに少数の花の集散花序につく。花柄は花外蜜腺をもつ。萼は(4又は) 6深裂する。花冠は二唇形(bilabiate)又は不明瞭な二唇形。裂片は5個、覆瓦状。雄しべ4個で2強雄しべ、ときに2個。仮雄しべは普通1個。葯は2室、縦に裂開する。花盤は肉質。子房は上位、まれに下位、2又は4室、中軸胎座。胚珠は2個~多数、倒生胚珠。花柱は糸状。柱頭は2裂。果実は裂開又は非裂開、翼があり、普通、角又は鉤(hook)がある。種子は室に1~多数。
栽培 ゴマはエジプトで最初に栽培された作物であると言われている。日本へは6世紀ごろ中国を経て、伝来した。
ケラトテカ属 ケラトテカ・トリロバ Ceratotheca triloba (Bernh.) Hook.f.
ゴマ属 ゴマ Sesamum indicum L.