エゴノキ科 Styracaceae
分類 | 被子植物(Angiosperm)-真正双子葉類(Eudicots)-コア真正双子葉類(Core eudicots)-キク上群(Superasterids)-キク類(Asterids) -ツツジ目(Ericales) |
分布 | 南アメリカ、北アメリカ、ヨーロッパ、東南アジアなどに10属約100種ほどが分布する。日本にはエゴノキ、ハクウンボクなどが自生。 |
特徴 | 低木又は高木 普通、星状短毛があり、鱗片があったり又は無毛もある。葉は常に、互生。托葉は無いか、非常に小さい。花序は頂生又は腋生、総状花序、円錐花序、集散花序、まれに単生又は数個の花が束生する。小苞は小さいか又は欠く。花は両性、まれに雌雄混株 、雌雄異株、放射相称。萼は鐘形又は杯形。萼筒は完全又は部分的に子房に合着する。萼歯又は萼裂片は4~5(6)個、基部は癒合、まれに独立し、覆瓦状、敷石状、まれに内向敷石状。雄しべは花冠裂片の数の2倍、ときに等倍、花冠の基部につく。花糸はほとんどのものが扁平、基部は部分的又は完全に花冠筒部に癒合する。葯は内向き、2室、縦の隙間から裂開する。子房は上位、中位、下位、3~5室、胚珠は各質に1~数個、直立し、下垂又は倒生。外皮は1~2。胎座型は中軸胎座、側膜胎座。花柱は細く、線形又は錐形。柱頭は切形、頭状、又は2~5裂する。果実は液果、核果、蒴果。外果皮は肉質又は乾性。種子はときに翼があり、しばしば広いへそがある。胚は真っすぐ又はわずかに曲がる。胚乳は豊富、子葉は平ら又は類円柱形。 |
栽培 | エゴノキは材質の堅さを生かして、杖や工芸品用に使われている。 |
エゴノキ属 | エゴノキ | Styrax japonica Sieb. et Zucc. |
ハクウンボク | Styrax obassia Siebold et Zucc. |