ドクウツギ科 Coriariaceae
分類 | 被子植物(Angiosperm)-真正双子葉類(Eudicots)-コア真正双子葉類(Core eudicots)-バラ上群(Superrosids)-バラ類(Rosid)-マメ類(Fabids)-窒素固定クレード(nitrogen‑fixing clade)-ウリ目(Cucurbitales) |
分布 | 世界にドクウツギ属1属、約10種が分布し、日本にはドクウツギ1種だけが分布。 |
特徴 | 傾伏の低木又は亜低木状の草本。いずれも猛毒成分を含む。マメ科の植物と同じように根粒菌と共生し、空中窒素を固定。小枝はうねがある。葉は対生又は輪生、全縁、托葉は脱落性、微小。花は小さく、両性又は単性、単生又は総状花序につく。萼片は5個、覆瓦状。花弁は5個、敷石状、萼片より小さく、肉質、中に竜骨があり、花後に大きなって、心皮を包み、偽核果(pseudodrupe)を作る。雄しべは10個、2列に並び、分離、花弁に対生する。葯は突き出て、大きく、2室、縦に裂開する。心皮は5~10個、分離。子房は上位、胚珠は質に1個、下垂胚珠、倒生胚珠。花柱は5個、分離、、線形。柱頭は反曲。偽核果(蒴果)は扁球形(oblate)、熟すと赤色~黒色。胚乳は薄いか又は無い。胚は直立。 |
ドクウツギ属 | ドクウツギ | Coriaria japonica A. Gray |