アカテツ科 Sapotaceae
分類 | 被子植物(Angiosperm)-真正双子葉類(Eudicots)-コア真正双子葉類(Core eudicots)-キク上群(Superasterids)-キク類(Asterids) -ツツジ目(Ericales) ) |
分布 | 世界に約53属約1100種が分布し、北アメリカ、メキシコ、西インド諸島、中央アメリカ、南アメリカ、アジア、アフリカ、大西洋諸島、インド洋諸島、太平洋諸島、オーストラリアに分布する。日本にはアカテツ属のアカテツ、ムニンノキが南西諸島に自生する。 |
特徴 | 低木又は高木、落葉又は常緑、樹液は乳液。葉は互生又は短枝に輪生(束生、単葉、托葉は有又は無。葉柄は沿下し、上面に翼があり、水路又は溝がある。葉身は全縁、脈は羽状。花序は腋生、束生又は花が単生、老木では葉のある又は葉の落ちた瘤につく。花は両性[単性]。花被と雄しべは子房下。咢片は [2~]4~8[~11]個、離生。花弁は4~8[~9]個、下部で合着し、裂片は分裂せず又は中央裂片1個と側裂片[外側]2個に分裂する。花冠は輻状~杯状~筒状。蜜腺の盤がある。雄しべは4~8[~12]個、花弁の前にあり、花冠上生。葯は縦の隙間から裂開する。雌しべは1個、心皮は [1~]3~12[~30]個。子房は上位、[1~] 3~12[~15]室、胎座は中軸、基底 又は基底前(basiventral)。胚珠は倒生又は半倒生、一珠皮性、厚層型。花柱は1個、頂生、突き出す又は突き出ない。柱頭は1個、頭状又はわずかに分裂。果実は漿果[蒴果]。種子は1~10個、褐色~黒色、光沢があり、硬くなり、へそは明瞭。胚は垂直、斜め又は水平。胚乳は油性又は無。 |
栽培 | 天然ゴムの一種であるガタパーチャやチューインガムの原料となるサポジラが栽培されている。 |
オオミアカテツ属 | クダモノタマゴ | Pouteria campechiana (Kunth) Baehn |