ユリワサビ 百合山葵
Flora of Mikawa
アブラナ科 Brassicaceae ワサビ属
中国名 | 日本山萮菜 ri ben shan yu cai |
英 名 | lesser wasabi |
学 名 | Eutrema tenuis (Miq.) Makino synonym Wasabia tenuis (Miq.) Matsum. |
花 期 | 3~5月 |
高 さ | 20~30㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 山地の礫湿地 |
分 布 | 在来種 本州、四国、九州、中国 |
撮 影 | 石巻山 11.3.24 |
根茎はワサビのように太くならない。根生葉は直径2~5㎝の円形で、基部は心形。葉縁は波状の鋸歯があり、長柄がある。茎葉は互生し、上部ほど小型で、長卵形。花は総状花序につき、直径約1㎝の白色4弁花、萼片4個。雄しべは6個。果実は長さ約1.2㎝の長角果。種子は長さ2~3㎜の長円形。2n=28。
ユリワサビと誤認されていたことのあるオオユリワサビ Wasabia tenuis (Miq.) Matsum. var. okinosimensis(Taken.) Kitam. はユリワサビより大型で、根茎が太くなり、ワサビより辛味が強い。オオユリワサビは最近ではワサビと同一とされている。
ユリワサビと誤認されていたことのあるオオユリワサビ Wasabia tenuis (Miq.) Matsum. var. okinosimensis(Taken.) Kitam. はユリワサビより大型で、根茎が太くなり、ワサビより辛味が強い。オオユリワサビは最近ではワサビと同一とされている。