ヨウシュチョウセンアサガオ 洋種朝鮮朝顔

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Flora of Mikawa

ナス科 Solanaceae チョウセンアサガオ属

中国名 曼陀罗 man tuo luo
英 名 purple jimsonweed, common thorn-apple, false castor-oil, imsonweed, moonflower, purple thorn-apple, thorn-apple
学 名 Datura stramonium L.
 synonym Datura tatura L.
 synonym Datura stramonium L. var. chalybea W.D.J.Koch

 synonym Datura stramonium var. inermis (Juss. ex Jacq.) C.E.Lundstr.

ヨウシュチョウセンアサガオの花
ヨウシュチョウセンアサガオの花上
ヨウシュチョウセンアサガオの雄しべと雌しべ
ヨウシュチョウセンアサガオの果実
ヨウシュチョウセンアサガオの茎
ヨウシュチョウセンアサガオ
ヨウシュチョウセンアサガオ葉表
ヨウシュチョウセンアサガオ葉裏
花 期 6~10月
高 さ 50~150㎝
生活型 多年草または亜低木
生育場所 耕作地、庭、道端、草原
分 布 帰化種 メキシコ原産
撮 影 岡崎市  13.9.6
ヨウシュチョウセンアサガオ Datura stramonium L.はナス科チョウセンアサガオ属の多年草。世界中で薬用および観賞用植物として庭などで栽培され、帰化している。家屋の近く、道端、草原などに生える。植物全体に毒性があり、麻酔薬、鎮静剤、筋肉のけいれんの緩和に薬用として使用される。種子油は石鹸作りに使用できる。日本には明治時代の始めに渡来したといわれる。幸田町では畑の雑草として見られる。
 多年草または亜低木、時に頑丈、高さ0.5~1.5m、無毛。葉柄は長さ3~5.5cm、葉身は広卵形、長さ8~17cm×幅4~14cm、膜質、無毛、基部は非対称、楔形、縁は不規則に湾曲または歯状浅裂し、先は尖鋭形、葉脈は3~5対。花は直立する。小花柄は長さ5~12mm。萼は筒形、5角(かど)があり、長さ3~5cm。花冠は白色(シロバナチョウセンアサガオ)または淡紫色、基部は帯緑色、ときに上部は紫色、漏斗形、拡大部は直径3~5cm、裂片は長さ6~10cm、先端は微突形。花糸は長さ約3cm、葯は長さ3~4mm。蒴果は直立し、球形または卵形、長さ3~4.5cm×幅2~4cm、多数の刺があり、まれに平滑(トゲナシチョウセンアサガオ)で、4個の等しいバルブによって裂開し、残存する萼が基部につく。種子は黒色、卵形または円盤形、直径約4mm。花期は6~10月。果期は7~11月。
品種) 'Blue' , 'La Fleur Lilas'