ヨメナ 嫁菜
Flora of Mikawa
キク科 Asteraceae シオン属
学 名 | Aster yomena (Kitam.) Honda synonym Kalimeris yomena Kitam. synonym Aster incisus Fisch. var. yomena Kitam. |
花 期 | 7~10月 |
高 さ | 50~120㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 山野の湿った場所 |
分 布 | 在来種(日本固有種) 本州(中部地方以西)、四国、九州 |
撮 影 | 幸田町 12.11.16 |
春の若葉は良い香りがして、菜飯、あえもの、天ぷらなどに食される。ヨメナ属 Kalimerisに分類されることもある。
茎葉は長さ6~10㎝の卵状長楕円形、粗い鋸歯があり、葉縁には微毛がある。葉表は微毛があっても少なく、やや光沢がある。葉裏は脈上に微毛があるものが多く、ほとんど無毛のものもある。花は直径約3㎝。舌状花は雌性、淡紫色~白色。筒状花は両性、黄色。筒状花の花柱の先は2分岐し、扁平、先端が三角形、内側に向かい合って曲がる。冠毛はほとんどない。総苞は鐘形。総苞片は3列につき、縁に毛があり、先が尖る。痩果は長さ3~4(実測2.4~3.1)㎜の扁平な長卵形、上部に腺毛があり、剛毛も多い。冠毛は0.5(実測0.2~0.5)㎜と短い。2n=63
三河で見られるものは冠毛がユウガギクと同じように短いものもあり、果実もやや小さい。
ノコンギクの葉はやや丸みがあり、葉の両面に短毛が生え、ざらつく。痩果に長い冠毛があることで簡単に区別できる。2n=36
ユウガギクは葉が薄く、中裂する。痩果は長さ2~3㎜の倒卵形、稜に剛毛、面に腺毛がある。冠毛は長さ約0.25㎜。2n=18
茎葉は長さ6~10㎝の卵状長楕円形、粗い鋸歯があり、葉縁には微毛がある。葉表は微毛があっても少なく、やや光沢がある。葉裏は脈上に微毛があるものが多く、ほとんど無毛のものもある。花は直径約3㎝。舌状花は雌性、淡紫色~白色。筒状花は両性、黄色。筒状花の花柱の先は2分岐し、扁平、先端が三角形、内側に向かい合って曲がる。冠毛はほとんどない。総苞は鐘形。総苞片は3列につき、縁に毛があり、先が尖る。痩果は長さ3~4(実測2.4~3.1)㎜の扁平な長卵形、上部に腺毛があり、剛毛も多い。冠毛は0.5(実測0.2~0.5)㎜と短い。2n=63
三河で見られるものは冠毛がユウガギクと同じように短いものもあり、果実もやや小さい。
ノコンギクの葉はやや丸みがあり、葉の両面に短毛が生え、ざらつく。痩果に長い冠毛があることで簡単に区別できる。2n=36
ユウガギクは葉が薄く、中裂する。痩果は長さ2~3㎜の倒卵形、稜に剛毛、面に腺毛がある。冠毛は長さ約0.25㎜。2n=18