ヤマウコギ 山五加木

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Flora of Mikawa

ウコギ科 Araliaceae ウコギ属

別 名 オニウコギ、ウコギ
学 名 Eleutherococcus spinosus (L.f.) S.Y.Hu.
Acanthopanax spinosus (L.f.) Miq.
ヤマウコギ葉表
ヤマウコギの葉裏脈腋の薄膜
ヤマウコギ葉基部の刺
ヤマウコギ枝の刺
ヤマウコギ枝
ヤマウコギ
ヤマウコギ葉裏
ヤマウコギ葉縁の鋸歯
ヤマウコギ葉柄の上側の溝
花 期 5~6月
果 期 7~8月
高 さ 2~4m
生活型 落葉低木
生育場所 林内、原野
分 布 在来種 本州(岩手県以南)
撮 影 幡豆町  11.7.15
枝は灰褐色、惰円形の小さな皮目があり、刺がある。葉は互生し、掌状複葉、小葉は5個、頂小葉が大きい(この写真のものはほぼ等しく、ほぼ等しいという図鑑もある)。小葉は厚く、革質、倒卵形~倒卵状惰円形、基部は楔形、葉先端部に浅い鈍鋸歯がある。葉の表面に毛はなく、裏面の脈腋の薄膜が目立つ。葉柄の上面には平らな溝がある。葉と葉柄の境に小さな刺がある。雌雄異株。散形花序に淡緑色の小さな5弁花をつける。花序の柄は2~6㎝、葉柄より短い。小花柄は長さ8~12㎜。花柱は2個。果実は直径5~6㎜扁平な球形、赤褐色~黒紫色、小果柄が長く、果実が密集しない。種子は長さ約5㎜の半円形。
 オカウコギは葉がやや小さくて質が薄く、表面に立毛があり、裏面の脈腋の薄膜は目立たず、葉縁は重鋸歯が混じる。