ヤマオダマキ 山苧環
Flora of Mikawa
キンポウゲ科 Ranunculaceae オダマキ属
学 名 | Aquilegia buergeriana Siebold et Zucc. var. buergeriana |
花 期 | 6~8月 |
高 さ | 30~60㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 山地の草地、林縁 |
分 布 | 在来種(日本固有種) 北海道、本州、四国、九州 |
撮 影 | 東館山高山植物園 05.7.31 |
和名のオダマキの由来は花の形が、麻糸を巻きつけた管に似ていることから。子房と袋果が有毛。
多年草、高さ30~60㎝。根茎は太い。根生葉は長さ15~25㎝の葉柄があり、2回3出複葉。小葉は長さ2.5~3.5㎝の扇形、2~3中裂し、裂片がさらに2~3浅裂する。茎の上部の葉は無柄、1回3出複葉。茎頂の長い花柄の先に花を下向きにつける。萼片は紫褐色~黄色~淡緑色、狭卵形、先が花弁のように横に広がる。花弁は5個、黄色~淡緑色、筒形になり、花弁の基部は紫褐色~黄色~淡緑色、の長い距になり、上に突き出る。稀に距が発達しないものがある(マルザキヤマオダマキ)。子房は有毛。袋果は5個の集合果、長さ1.5~2㎝、直立し、有毛、熟すと先が5裂する。
萼片が黄色のものをキバナノヤマオダマキとして品種に分類している。上高地や霧ケ峰ではキバナの方が多く、奥三河地方も同様である。
多年草、高さ30~60㎝。根茎は太い。根生葉は長さ15~25㎝の葉柄があり、2回3出複葉。小葉は長さ2.5~3.5㎝の扇形、2~3中裂し、裂片がさらに2~3浅裂する。茎の上部の葉は無柄、1回3出複葉。茎頂の長い花柄の先に花を下向きにつける。萼片は紫褐色~黄色~淡緑色、狭卵形、先が花弁のように横に広がる。花弁は5個、黄色~淡緑色、筒形になり、花弁の基部は紫褐色~黄色~淡緑色、の長い距になり、上に突き出る。稀に距が発達しないものがある(マルザキヤマオダマキ)。子房は有毛。袋果は5個の集合果、長さ1.5~2㎝、直立し、有毛、熟すと先が5裂する。
萼片が黄色のものをキバナノヤマオダマキとして品種に分類している。上高地や霧ケ峰ではキバナの方が多く、奥三河地方も同様である。