ヤブウツギ 薮空木
Flora of Mikawa
タニウツギ科 Diervillaceae タニウツギ属
別 名 | ケウツギ |
英 名 | Crimson weigela |
学 名 | Weigela floribunda (Sieb. et Zucc.) K. Koch. |
花 期 | 5~6月 |
高 さ | 2~3m |
生活型 | 落葉低木 |
生育場所 | 日当たりのよい山地、林縁 |
分 布 | 在来種 本州(山梨県以西)、四国 日本固有種 |
撮 影 | 東栄町 05.4.29 |
和名の由来は枝が密生し、藪になることから。葉は対生し、長さ5~12㎝、幅3~6㎝の楕円形で、裏面に毛を密生する。葉裏の主脈上には開出毛が多い。基部は広いくさび形で、先は細くとがり、縁には細かい鋸歯がある。葉柄が長さ3~7㎜と短いのが特徴である。花は初めから濃紅色漏斗状鐘形で長さ3~4㎝。花冠は先で急に広がり、先端は5裂。花冠、萼には開出毛が密生する。
ハコネウツギは花が白色から紅色へ変色し、花冠上部が急に太くなる。葉柄は長さ8~15㎜と長く、葉裏は無毛又は小毛。初めから紅色のものはベニバナハコネウツギ、白色で変色しないものはシロバナハコネウツギという。
ニシキウツギは花が白色から紅色へ変色し、葉柄が長さ5~10㎜、葉裏に毛が多く、主脈上の毛は低く斜上する。初めから紅色のものはベニバナニシキウツギ、白色で変色しないものはシロバナニシキウツギという。
タニウツギは花が淡紅色。葉裏の主脈の両側に白毛が密生する。
ハコネウツギは花が白色から紅色へ変色し、花冠上部が急に太くなる。葉柄は長さ8~15㎜と長く、葉裏は無毛又は小毛。初めから紅色のものはベニバナハコネウツギ、白色で変色しないものはシロバナハコネウツギという。
ニシキウツギは花が白色から紅色へ変色し、葉柄が長さ5~10㎜、葉裏に毛が多く、主脈上の毛は低く斜上する。初めから紅色のものはベニバナニシキウツギ、白色で変色しないものはシロバナニシキウツギという。
タニウツギは花が淡紅色。葉裏の主脈の両側に白毛が密生する。