ヤブカンゾウ 藪萓草
Flora of Mikawa
ツルボラン科 Asphodelaceae ワスレグサ属
別 名 | オニカンゾウ |
中国名 | 长瓣萱草 chang ban xuan cao 重瓣萱草 zhong ban xuan cao |
英 名 | common yellow day-lily , daylily |
学 名 | Hemerocallis fulva L. var. kwanso Regel. |
花 期 | 7~8月 |
高 さ | 80~100㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 道端、土手、草地 |
分 布 | 在来種 北海道、本州、四国、九州、朝鮮、日本 |
撮 影 | 幸田町 広田川河畔 03.7.6 |
若葉は食用になり、丈夫で育てやすく、庭によく植えられている。3倍体であるため、種子はできない。ヤブカンゾウは日本ではなぜか中国原産といわれ、中国では逆に日本、朝鮮が原産ではないかといわれている。ヤブカンゾウは中国には自生せず、母種のホンカンゾウ
が自生する。ススキノキ科は旧ユリ科から分割された。APGⅣ(2016年)でススキノキ科(Xanthorrhoeaceae)からツルボラン科 (Asphodelaceae)
に改められた。
根は紡錘状に膨らむ。葉は長さ40~60㎝、幅2~5㎝。花は直径約8㎝。花冠の筒部が長さ約2㎝と短く、花被片は2重、長さ約7㎝。雄しべと雌しべが弁化して、八重になるのが特徴。小花柄は長さ6~10㎜。2n=33
ホンカンゾウは中国に自生する母種の var. fulva。中国名は萱草 xuan cao といい、花は一重である。花冠の筒部が短く、長さ2~3㎝。3倍体2n=33。
ノカンゾウは花が一重、葉が細く、やや湿った場所を好む。花冠の筒部が細く長さ3~4㎝と長い。2n=22。
ハマカンゾウも花が一重、ノカンゾウとよく似ている。葉の質が厚く、冬にも枯れないで残る。2n=22。
根は紡錘状に膨らむ。葉は長さ40~60㎝、幅2~5㎝。花は直径約8㎝。花冠の筒部が長さ約2㎝と短く、花被片は2重、長さ約7㎝。雄しべと雌しべが弁化して、八重になるのが特徴。小花柄は長さ6~10㎜。2n=33
ホンカンゾウは中国に自生する母種の var. fulva。中国名は萱草 xuan cao といい、花は一重である。花冠の筒部が短く、長さ2~3㎝。3倍体2n=33。
ノカンゾウは花が一重、葉が細く、やや湿った場所を好む。花冠の筒部が細く長さ3~4㎝と長い。2n=22。
ハマカンゾウも花が一重、ノカンゾウとよく似ている。葉の質が厚く、冬にも枯れないで残る。2n=22。