ハマカンゾウ 浜萓草

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Flora of Mikawa

ツルボラン科  Asphodelaceae ワスレグサ属

学 名 Hemerocallis fulva (L.) L. var. littorea (Makino) M. Matsuoka et M. Hotta
Hemerocallis littorea Makino
ハマカンゾウの花
ハマカンゾウの花
ハマカンゾウの花
ハマカンゾウの雄しべ
ハマカンゾウの茎葉
ハマカンゾウ
ハマカンゾウの花序
ハマカンゾウ葉表
ハマカンゾウ葉
花 期 8~10月
高 さ 70~90cm
生活型 多年草
生育場所 海岸近くの岩場、草地
分 布 在来種 関東地方以西
撮 影 田原市 06.9.9
西浦半島や渥美半島など海岸近くで見られる。和名はノカンゾウに似て浜に生えることから。冬にも枯れないで残る。ススキノキ科は旧ユリ科から分割された。APGⅣ(2016年)でススキノキ科(Xanthorrhoeaceae)からツルボラン科 (Asphodelaceae) に改められた。
 根は紡錘状に肥大する。葉は長さ60~70㎝、幅 1~1.5㎝、質が厚く、冬に枯れないで残る。花は花茎の上部に数個、集まってつく。茎の上部に小型の苞がつく。小花柄は長さ1~3㎜。花冠の筒部は長さ2.5~3㎝。花被片は6個、長さ8~8.5㎝、赤色、赤色が強いものもまれに見られる。開花時期がノカンゾウより遅い。果実は長さ2~3㎝。種子は長さ5.5㎜。2n=22。