ウリクサ 瓜草
Flora of Mikawa
アゼナ科 Linderniaceae ツルウリクサ属
中国名] | 母草 mu cao |
英 名 | oakleaf goosefoot, Malaysian false pimpernel |
学 名 | Torenia crustacea (L.) Cham. et Schltdl. synonym Lindernia crustacea (L.) F.Muell. |
花 期 | 8~10月 |
高 さ | 5~10㎝ |
生活型 | 1年草 |
生育場所 | 空地、畑、水田畔道 |
分 布 | 在来種 日本全土、朝鮮、中国、台湾、インド、ネパール、スリランカ、カンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナム、マレーシア、フィリピン、オーストラリア |
撮 影 | 幡豆町 05.9.13 実05.10.15 |
ゴマノハグサ科からオオバコ科に移されたが、APG III(2009年版)ではアゼナ科として分離された。アゼナ属からツルウリクサ属に移動された。
夏から秋に畦道などで、普通に見られる。茎は地をはって広がる。1年草。高さ5~10㎝。茎は4稜形、わずかに毛があり、分岐して四方へ広がる。葉は対生し、長さ0.7~2㎝、幅0.6~1.3㎝、柄があり、粗い鋸歯縁。花は唇形で、長さは7~8㎜。上唇は先が浅く2裂する。下唇は3裂し、中央の裂片に濃い青紫色の斑紋があり、花弁の縁の色がやや濃いという特徴がある。萼にも特徴があり、浅く5裂し、縦に5個の高い稜がある。雄しべは4個、下側2個の基部に棒状突起がつく。蒴果は長楕円形で、マクワウリに似ていることが和名の由来である。花期は8~10月。
春に咲くムラサキサギゴケより小さい。類似の紀伊半島、四国南部、奄美など南方に分布するシソバウリクサは萼片が深く5裂する。アゼトウガラシは葉の鋸歯が目立たず、花冠の基部が淡紅紫色で、果実が唐辛子のように長い。
夏から秋に畦道などで、普通に見られる。茎は地をはって広がる。1年草。高さ5~10㎝。茎は4稜形、わずかに毛があり、分岐して四方へ広がる。葉は対生し、長さ0.7~2㎝、幅0.6~1.3㎝、柄があり、粗い鋸歯縁。花は唇形で、長さは7~8㎜。上唇は先が浅く2裂する。下唇は3裂し、中央の裂片に濃い青紫色の斑紋があり、花弁の縁の色がやや濃いという特徴がある。萼にも特徴があり、浅く5裂し、縦に5個の高い稜がある。雄しべは4個、下側2個の基部に棒状突起がつく。蒴果は長楕円形で、マクワウリに似ていることが和名の由来である。花期は8~10月。
春に咲くムラサキサギゴケより小さい。類似の紀伊半島、四国南部、奄美など南方に分布するシソバウリクサは萼片が深く5裂する。アゼトウガラシは葉の鋸歯が目立たず、花冠の基部が淡紅紫色で、果実が唐辛子のように長い。