チャガヤツリ 茶蚊帳吊

mark

Flora of Mikawa

カヤツリグサ科 Cyperaceae カヤツリグサ属

中国名 阿穆尔莎草 a mu er suo cao
英 名 Asian flatsedge
学 名 Cyperus amuricus Maxim.
チャガヤツリの花序
チャガヤツリの茎断面
チャガヤツリ果実
チャガヤツリ
チャガヤツリの小穂
果 期 7~10月
高 さ 30~40㎝
生活型 1年草
生育場所 荒地、道端、畑地
分 布 在来種  本州、四国、九州、朝鮮、中国、台湾、ロシア
撮 影 名古屋市   10.11.20
和名はカヤツリグサに似て、鱗片が褐色であることに由来する。葉は根元に少数つき、苞は葉と同じ形で長い。長短、不揃い花序枝の先に固まって小穂を開出してつけ、下部の小穂はやや下向きになる。小穂は長さ0.7~1.2㎝の扁平な線形。鱗片は褐色。鱗片の中肋は緑色で、先が芒状に長く突き出て、やや反り返る。果実は長さ約0.8㎜の倒卵形、断面は3稜形。カヤツリグサよりやや乾燥した場所を好む。