ツルグミ 蔓茱萸

Flora of Mikawa
グミ科 Elaeagnaceae グミ属
| 中国名 | 
                   蔓胡颓子 man hu tui zi  | 
                
| 学 名 | Elaeagnus glabra Thunb. | 








| 花 期 | 10~11月 | 
| 果 期 | 5月 | 
| 高 さ | 2~4m | 
| 生活型 | 常緑つる性木 | 
| 生育場所 | 海岸に近い林内、林縁 | 
| 分 布 | 在来種 本州(関東地方以西)、四国、九州、沖縄、朝鮮、中国、台湾 | 
| 撮 影 |  岡崎市  10.3.12  豊川市 13.11.27(花)  | 
                
幹は灰黒色、丸い皮目があり、古くなると縦の裂け目が入る。枝は鈍い稜があり、赤褐色の鱗状毛が密生する。葉は互生し、長さ4~8㎝、幅約3㎝の長楕円形~卵状長楕円形、縁はあまり波打たない。葉の表の銀色の鱗状毛は出始めだけで、後にはなくなる。葉裏は赤褐色の鱗状毛が密生する。花にも赤褐色の鱗状毛が密生し、長さ約5㎜。果実は長さ約15㎜の長楕円形で、春に赤く熟す。赤くなる前に落ちてしまうものもる。
アカバグミはツルグミと海岸に生えるマルバグミとの雑種といわれ、沿海地などで見られる。葉は広卵形~卵状惰円形で、鱗状毛などは中間的な形態である。
三ヶ根山付近のツルグミは葉の幅が広く、アカバグミの可能性もあるが、葉幅以外の鱗状毛や果実などはツルグミと同じであり、ツルグミの葉幅が広いものと推定した。
 アカバグミはツルグミと海岸に生えるマルバグミとの雑種といわれ、沿海地などで見られる。葉は広卵形~卵状惰円形で、鱗状毛などは中間的な形態である。
三ヶ根山付近のツルグミは葉の幅が広く、アカバグミの可能性もあるが、葉幅以外の鱗状毛や果実などはツルグミと同じであり、ツルグミの葉幅が広いものと推定した。