トウヤクリンドウ 当薬竜胆

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Flora of Mikawa

リンドウ科  Gentianaceae リンドウ属

中国名 高山龙胆 gao shan long dan
英 名 whitish gentian, Arctic gentian
学 名 Gentiana algida Pall.
トウヤクリンドウの花
トウヤクリンドウの花
トウヤクリンドウ2
トウヤクリンドウ
花 期 7~9月
高 さ 8~25㎝
生活型 多年草
生育場所 高山の砂礫地、岩場
分 布 在来種 北海道、本州(中部以北)、朝鮮、中国、モンゴル、ロシア、カザフスタン、キルギスタン、ブータン、北アメリカ
撮 影 乗鞍岳畳平  08.8.20
高山地に生える  リンドウ属の一種。
 多年草、高さ8~20(25)㎝。根茎は短い。茎は1又は2本、直立し、分枝せず、ほぼ無毛。根出葉は1~3個、直立するロゼットになる。葉柄は長さ1~3.5㎝。葉身は普通、茎を抱き、線状楕円形~披針形、長さ2~5.5㎝、h場3~5㎜、基部は狭くなり、先は鈍形、脈は1~3本。茎葉は1~3対。葉柄は長さ5~10㎜。葉身は狭い楕円形~卵状披針形、長さ1.8~2.8㎝、幅4~8㎜、両端は鈍形、脈は1~3本。花は単生、まれに頂生する集散花序に花が2~3(~8)個、つく。ほとんど無柄又はほぼ無柄、基部の腋生の花だけにたまに花柄がある。萼は倒円錐形~鐘形、長さ2~2.2㎝、萼筒は全縁又は片側にわずかに割れ目がある。萼片は直立、卵形~三角形、長さ5~6㎜、先は鈍形。花冠は淡黄色~淡黄緑色、青色の縞模様があり、ときに、拡大部に青緑色の斑点があり、筒状鐘形~漏斗形、長さ4~5㎝。花冠裂片は卵形~三角形、長さ5~6㎜、先は鈍形、副片は斜めの切形、縁は全縁又は不明瞭な小歯状。雄しべは花冠筒部の中間につく。花糸は長さ1.3~1.6㎜。葯は狭楕円形、長さ2.5~3.2㎜。花柱は長さ4~6㎜。柱頭は裂片が線形。蒴果は卵状楕円形、長さ2~3㎝。子房柄は長さ4.5㎝以下。種子は淡褐色、広楕円形~類球形、長さ1.4~1.6㎜。花期、果期は7~9月。