トウサワトラノオ 唐沢虎の尾
Flora of Mikawa
サクラソウ科 Primulaceae オカトラノオ属
中国名 | 泽珍珠菜 ze zhen zhu cai |
学 名 | Lysimachia candida Lindl. |
花 期 | 4~5月 |
高 さ | 10~30(60)㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 耕作地近くの湿った場所、溝、川端、道端 |
分 布 | 在来種 日本(愛知県、栃木県)、中国、台湾、ミャンマー、ベトナム |
撮 影 | 豊川市 20.4.17 |
トウサワトラノオはオカトラノオ属の野生種。
1年草又は2年草、高さ[10~30]30~60(栃木県20~40)㎝。地下茎は発達しない。茎は直立、単純又は分枝する。根生葉はへら形~倒披針形、長さ2.6~6㎝×幅0.5~2㎝、葉柄に翼があり、花期前に普通、枯れる。茎葉は互生、まれに対生し、無柄又はほぼ無柄。葉身は倒卵形~倒披針形~線形、長さ10~50㎜×幅2~12㎜、まばらに黒色又は赤色の腺点があり、基部は漸尖形、全縁、先は尖鋭形~鈍形。総状花序は枝先に頂生、初め花が密で円錐形、果時に長さ5~10㎝。苞は線形、長さ4~6㎜。花柄は苞の長さの約2倍、長さ12~18㎜[、最下の花柄は長さ1.5㎝以下]。萼片は披針形(線形)、長さ3~5㎜、黒色の腺があり、外側に条線があり、縁は透明。 花冠は白色、狭い鐘形、長さ6~12㎜、中間まで深裂する。花冠裂片は長円形~長円状倒卵形、細点は無く、先は円形。雄しべは花冠裂片よりわずかに短い。花糸は長さ約1.5㎜。葯はほぼ線形、背着、長さ約1.5㎜。子房は無毛。花柱は長さ約5㎜。蒴果はほぼ球形、直径2~3㎜。花期は[3~6]4~5月。[Flora of China](レッドデータブック愛知)
1年草又は2年草、高さ[10~30]30~60(栃木県20~40)㎝。地下茎は発達しない。茎は直立、単純又は分枝する。根生葉はへら形~倒披針形、長さ2.6~6㎝×幅0.5~2㎝、葉柄に翼があり、花期前に普通、枯れる。茎葉は互生、まれに対生し、無柄又はほぼ無柄。葉身は倒卵形~倒披針形~線形、長さ10~50㎜×幅2~12㎜、まばらに黒色又は赤色の腺点があり、基部は漸尖形、全縁、先は尖鋭形~鈍形。総状花序は枝先に頂生、初め花が密で円錐形、果時に長さ5~10㎝。苞は線形、長さ4~6㎜。花柄は苞の長さの約2倍、長さ12~18㎜[、最下の花柄は長さ1.5㎝以下]。萼片は披針形(線形)、長さ3~5㎜、黒色の腺があり、外側に条線があり、縁は透明。 花冠は白色、狭い鐘形、長さ6~12㎜、中間まで深裂する。花冠裂片は長円形~長円状倒卵形、細点は無く、先は円形。雄しべは花冠裂片よりわずかに短い。花糸は長さ約1.5㎜。葯はほぼ線形、背着、長さ約1.5㎜。子房は無毛。花柱は長さ約5㎜。蒴果はほぼ球形、直径2~3㎜。花期は[3~6]4~5月。[Flora of China](レッドデータブック愛知)