トウグミ 唐茱萸
Flora of Mikawa
グミ科 Elaeagnaceae グミ属
学 名 | Elaeagnus multiflora Thunb. var. hortensis (Maxim.) Servett. |
花 期 | 4~6月 |
果 期 | 6~7月 |
高 さ | 2~4m |
生活型 | 落葉低木 |
生育場所 | 林内、林縁 |
分 布 | 在来種(日本固有変種) 北海道、本州(近畿地方以北ただし静岡県~福島県の太平洋岸を除く) |
撮 影 | 幸田町 12.4.12 |
よく庭木にされている。外来種と考えられたため、唐の名がつけられたが、在来種である。ダイオウグミ(ビックリグミ)はトウグミの果実の大きい園芸種。
幹は黒褐色。枝は褐色~赤褐色の鱗状毛が密生する。葉は互生し、長さ3~8㎝、幅1~3㎝の惰円形~長楕円形。葉の表に銀色の星状毛があり、果期にはなくなる。葉裏は銀色の鱗状毛が密生し、赤褐色の大きな鱗状毛が混じる。花は淡黄色、銀色の鱗状毛にまばらに赤褐色の鱗状毛が混じり、長さ約8㎜。萼筒は円筒形、子房の上部がくびれる。花柄は長さ約10㎜。果実は長さ15~20㎜の長楕円形で、夏に赤く熟す。種子は長さ約10㎜、8本の縦溝がある。
ナツグミは葉幅がやや広く、葉表も鱗状毛であり、星状毛はない。
幹は黒褐色。枝は褐色~赤褐色の鱗状毛が密生する。葉は互生し、長さ3~8㎝、幅1~3㎝の惰円形~長楕円形。葉の表に銀色の星状毛があり、果期にはなくなる。葉裏は銀色の鱗状毛が密生し、赤褐色の大きな鱗状毛が混じる。花は淡黄色、銀色の鱗状毛にまばらに赤褐色の鱗状毛が混じり、長さ約8㎜。萼筒は円筒形、子房の上部がくびれる。花柄は長さ約10㎜。果実は長さ15~20㎜の長楕円形で、夏に赤く熟す。種子は長さ約10㎜、8本の縦溝がある。
ナツグミは葉幅がやや広く、葉表も鱗状毛であり、星状毛はない。