テリミノイヌホオズキ
(カンザシイヌホオズキ型、球状顆粒あり)
Flora of Mikawa
ナス科 Solanaceae ナス属
英 名 | American black nightshade |
学 名 | Solanum americanum Mill. Solanum nodiflorum Jacq |
花 期 | 7~10月 |
高 さ | 30~80cm |
生活型 | 1年草又は多年草 |
生育場所 | 田の畔、湿った場所 |
分 布 | 帰化種 北アメリカ南部~南アメリカ原産 |
撮 影 | 幡豆町 11.10.28 |
テリミノイヌホオズキは北アメリカ原産のSolanum americanumとされており、球状顆粒は0~5個含むものである。日本では垂れ実型とカンザシイヌホオズキ型の2タイプが確認報告されている。カンザシイヌホオズキ型は球状顆粒を含まないものだけが確認されていたが、0~2個含むものを確認した。
カンザシイヌホオズキが道路沿いの斜面に群生していた中に球状顆粒をもつものが3株あった。この群落は葉がやや厚く、花が小さいものが多く、特に葉や花が小さいものもあったが、特に小さいものには球状顆粒はなく、葉の波状鋸歯がはっきりしているものに球状顆粒があった。カンザシイヌホオズキ型の3株の果実9個に1~2個の球状顆粒があり、そのうち2株は1個の果実だけに球状顆粒が1個のみであった。この群落の中で、全部を調べた訳ではないが、その他3株は外観がほぼ同じでも全く球状顆粒がなかった。球状顆粒は直径0.3㎜ほどの小さな球状顆粒がほとんどで、大きい0.5㎜の球状顆粒は2個だけだった。
球状顆粒以外に際立った差はなく、調べるのも簡単ではなく、カンザシイヌホオズキを球状顆粒の有無で区分するのは困難と思われる。
データはテリミノイヌホオズキを参照。
カンザシイヌホオズキが道路沿いの斜面に群生していた中に球状顆粒をもつものが3株あった。この群落は葉がやや厚く、花が小さいものが多く、特に葉や花が小さいものもあったが、特に小さいものには球状顆粒はなく、葉の波状鋸歯がはっきりしているものに球状顆粒があった。カンザシイヌホオズキ型の3株の果実9個に1~2個の球状顆粒があり、そのうち2株は1個の果実だけに球状顆粒が1個のみであった。この群落の中で、全部を調べた訳ではないが、その他3株は外観がほぼ同じでも全く球状顆粒がなかった。球状顆粒は直径0.3㎜ほどの小さな球状顆粒がほとんどで、大きい0.5㎜の球状顆粒は2個だけだった。
球状顆粒以外に際立った差はなく、調べるのも簡単ではなく、カンザシイヌホオズキを球状顆粒の有無で区分するのは困難と思われる。
データはテリミノイヌホオズキを参照。