タマガヤツリ 珠蚊帳吊
Flora of Mikawa
カヤツリグサ科 Cyperaceae カヤツリグサ属
中国名 | 异型莎草 yi xing suo cao |
英 名 | smallflower umbrella sedge |
学 名 | Cyperus difformis L. |
果 期 | 7~9月 |
高 さ | 15~40㎝ |
生活型 | 1年草 |
生育場所 | 田の畔、溝 |
分 布 | 在来種 日本全土、アジア、アフリカ、ヨ^ロッパ、オーストラリア |
撮 影 | 吉良町 03.9.23 |
茎は柔らかくて太く、鋭い3稜形で、叢生する。葉は茎より短く、幅3~5㎜。茎の先端に葉と同形の苞を2~3個つけ、最下の苞は特に長い。茎頂に小穂の集まった球形の花序を多数つけ、花序枝の先につくものもある。花序枝は長さが0~5㎝と異なり、花序は直径5~10㎜。小穂は10~30個の小花がつき、長さ3~10㎜の扁平な惰円形、先が丸く、次第に暗紫褐色を帯びる。鱗片はほぼ円形で長さ0.5~0.7㎜、中肋は緑色。痩果は長さ0.5~0.6㎜狭倒卵形で3稜がある。雄しべは2個。痩果は小穂の基部から熟し、鱗片とともに落ち、熟してくると小穂の基部に鱗片がないものが多い。2n = 18, 28, 32, 34, 36
アオガヤツリは草丈が低く、花序枝がほとんどないものが多い。頭状花序が淡緑色で、大きく、鱗片の先が少し突き出て尖る。
イガガヤツリは小穂の先が尖り、黄褐色~赤褐色を帯びる。
アオガヤツリは草丈が低く、花序枝がほとんどないものが多い。頭状花序が淡緑色で、大きく、鱗片の先が少し突き出て尖る。
イガガヤツリは小穂の先が尖り、黄褐色~赤褐色を帯びる。