タガネソウ 鏨草

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Flora of Mikawa

カヤツリグサ科 Cyperaceae スゲ属

中国名 宽叶薹草 kuan ye tai cao
英 名 creeping broad-leaf sedge
学 名 Carex siderosticta Hance.
タガネソウ花序
タガネソウ葉
タガネソウ
花 期 5~6月
高 さ 10~40㎝
生活型 多年草
生育場所 林内
分 布 在来種 北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、ロシア
撮 影 昭和の森  03.4.19
葉が鍛冶屋の使うタガネに似ていることから。根茎は匍匐し、疎らに生える。全体にほとんど無毛。葉は広く幅1~3㎝の披針形。花茎は根生葉と離れて出る。苞は有鞘、鞘部が長い。小穂はすべて雌雄性、長さ1~2㎝、頂部が雄性。雌鱗片は卵形で、果胞と同長。果胞は長さ約3㎜、淡緑色で、無毛。柱頭は3岐、淡紅紫色。2n=12, 24
 ケタガネソウは茎や葉に毛が密生し、最上部の小穂が雄性穂、果胞も有毛で、脈が目立つ。