ケタガネソウ 毛鏨草
Flora of Mikawa
カヤツリグサ科 Cyperaceae スゲ属
中国名 | 毛缘宽叶薹草 mao yuan kuan ye tai cao |
学 名 | Carex ciliatomarginata Nakai synonym Carex siderosticta Hance var. pilosa H.Lev. ex T.Koyama |
花 期 | 4~5月 |
高 さ | 5~20㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 林内 |
分 布 | 在来種 本州、四国、九州、朝鮮、中国 |
撮 影 | 蔵王山 12.4.18 |
多年草、高さ5~20㎝。根茎は分岐して広がり、疎らに生える。基部の鞘は赤みを帯びる。全体に毛が多い。葉は幅1~2㎝の広披針形で、幅が広い。葉の両面に軟毛があり、縁の毛が目立つ。花茎は有毛、茎葉は退化して苞と同形。苞の基部は鞘状になる。最上部の頂小穂は長さ0.5~1㎝の雄性。側小穂は雄雌性(androgynous)、上の雄花部は短く、その基部に2~3個の雌花がつく。果胞は淡緑色、長さ3.5~4㎜、有毛、ほとんど嘴がなく、脈が目立つ。柱頭は3岐。花期は4~5月。
タガネソウはほとんど無毛、最上部の小穂も雌雄性、果胞も無毛。
タガネソウはほとんど無毛、最上部の小穂も雌雄性、果胞も無毛。