スダジイ 

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Flora of Mikawa

ブナ科 Fagaceae シイノキ属

別 名 イタジイ、ナガジイ
学 名 Castanopsis sieboldii (Makino) Hatusima ex Yamazaki et Masiba

 synonym Castanopsis cuspidata (Thunb.) Schottky var. sieboldii (Makino) Nakai

スダジイの花
スダジイの花拡大
スダジイの果実2
スダジイの葉表拡大
スダジイの葉裏
スダジイの幹
スダジイ
スダジイ葉
スダジイ果実
花 期 5~6月
高 さ 10~30m
生活型 常緑高木
生育場所 山地
分 布 在来種  本州(福島県以西)、四国、九州、朝鮮
撮 影 鳳来町 愛知県民の森   04.5.15
昔から神社などに植栽されている。
 幹の樹皮は黒褐色、縦の深い割れ目が入る。葉は互生し、長さ4~16㎝の広楕円形~長楕円形、厚い革質で、表面に光沢があり、全縁又は先半部に波状の鋸歯がある。葉の基部は楔形、先は尾状に尖る。葉裏は縁が盛り上がり、脈がほとんど平坦で、ふけ状の不定形の鱗状毛がある。雌雄同株。雌花序は細くて上に立ち上がり、雄花序は太く、垂れ下がる。堅果は長さ12~20㎜の長楕円形、鱗片状突起をもつ殻斗に包まれており、熟すと殻斗が3つに裂開する。
 類似のツブラジイは堅果の長さが6~12㎜のほぼ球形、幹が滑らか。