シロモジ 白文字
Flora of Mikawa
クスノキ科 Lauraceae クロモジ属
学 名 | Lindera triloba (Siebold et Zucc.) Blume Parabenzoin trilobum (Siebold et Zucc.) Nakai Benzoin trilobum Sieb. et Zucc. Praecoces |
花 期 | 3~4月 (果期 9~10月) |
高 さ | 4~6m |
生活型 | 落葉小高木 |
生育場所 | 山地 |
分 布 | 在来種(日本固有種) 本州(長野県、静岡県以西)、四国、九州 |
撮 影 | 設楽町 12.3.22 |
クロモジ属 Benzoin 、シロモジ属 Parabenzoin がクロモジ属 Lauraceae にまとめられた。
幹は灰褐色、皮目が多い。葉は互生し、長さ6~13㎝、幅6~10㎝の三角状広倒卵形、全縁、普通、先が3中裂するが、3裂しないものも多く、基部は楔形。葉表は3脈が目立ち、葉裏は粉白色を帯びる。葉柄は長さ1~2㎝。葉芽は紡錘形、先が尖り、花芽は褐色の総苞片に包まれ、球形。雌雄別株。葉が開く前に黄色の花が開花するのが普通。雄花序は雌花序より花が多くつく。雄花は黄色、花被片は長さ約3㎜、6個。雄花は雄しべ9個、花糸の基部につく黄色の腺体が目立つ。雌花は花がやや小さく、黄色の腺体があり、雌しべの白色の柱頭が突き出る。果実は直径1~1.2㎝の球形の液果、種子が1個入り、秋に黄緑色に熟し、不規則に裂開する。2n=24
ダンコウバイ Lindera obtusiloba も葉の先が3裂するが、葉の切れ込みが浅い。花柄がない。2n=24
アブラチャン Lindera praecox は本州、四国、九州、中国に分布し、葉が全縁。長さ4~4.5㎜の短い花柄がある。中国名は大果山胡椒(da guo shan hu jiao)。2n=24
幹は灰褐色、皮目が多い。葉は互生し、長さ6~13㎝、幅6~10㎝の三角状広倒卵形、全縁、普通、先が3中裂するが、3裂しないものも多く、基部は楔形。葉表は3脈が目立ち、葉裏は粉白色を帯びる。葉柄は長さ1~2㎝。葉芽は紡錘形、先が尖り、花芽は褐色の総苞片に包まれ、球形。雌雄別株。葉が開く前に黄色の花が開花するのが普通。雄花序は雌花序より花が多くつく。雄花は黄色、花被片は長さ約3㎜、6個。雄花は雄しべ9個、花糸の基部につく黄色の腺体が目立つ。雌花は花がやや小さく、黄色の腺体があり、雌しべの白色の柱頭が突き出る。果実は直径1~1.2㎝の球形の液果、種子が1個入り、秋に黄緑色に熟し、不規則に裂開する。2n=24
ダンコウバイ Lindera obtusiloba も葉の先が3裂するが、葉の切れ込みが浅い。花柄がない。2n=24
アブラチャン Lindera praecox は本州、四国、九州、中国に分布し、葉が全縁。長さ4~4.5㎜の短い花柄がある。中国名は大果山胡椒(da guo shan hu jiao)。2n=24