シロバナタンポポ 白花蒲公英
Flora of Mikawa
キク科 Asteraceae タンポポ属
学 名 | Taraxacum albidum Dahlst. |
花 期 | 4~5月 |
高 さ | 30~50㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 道端、草地、空き地 |
分 布 | 在来種(日本固有種) 本州(関東地方以西)、四国、九州 |
撮 影 | 幸田町 02.3.20 |
西日本が分布の中心の在来種であり、タンポポというとこの白花を指す地域もある。三河地域では市街地に多く、豊橋市内の国道沿いなどでよく見られる。人為的に持ち込まれた可能性もあるといわれており、これも寺院の近くにあったものである。
頭花は直径3.5~4.5㎝。舌状花が白く、葉の緑色も薄く、葉脈も紫色を帯びない。総苞外片及び総苞内片にはトウカイタンポポのような大きな角状突起があり、総苞外片は開花期~結実期に外側に反り返る。5倍体であり、在来種ではめずらしく、セイヨウタンポポのように単為生殖する。痩果は色がセイヨウタンポポに似て、灰褐色、セイヨウタンポポより大きい。5倍体2n=40
キビシロタンポポ(キバナシロタンポポ) Taraxacum hideoi は岡山県、広島県に分布し、シロバナタンポポに似て白花である。草高が低く、総苞外片が反り返らない。オクウスギタンポポと区別しない見解もある。
オクウスギタンポポ(ナンブシロタンポポ)Taraxacum denudatum は東北地方に分布する。頭花が淡黄色で、総苞片の角状突起が小さい。
ケイリンシロタンポポ(コウライシロタンポポ)はTaraxacum coreanum は朝鮮に分布し、中国名は朝鲜蒲公英(chao xian pu gong ying)。 葉や花茎がしばしば紫色を帯びる。小花の小舌は白色~極淡白黄色で、シロバナタンポポと混同されやすい。周囲の小舌は外面がピンク色を帯び、両面に紫灰色のストライプがあり、内側の小舌の先の歯は黒色を帯びる。総苞片の角状突起は円錐状。冠毛は黄色を帯びる。2n=32。
頭花は直径3.5~4.5㎝。舌状花が白く、葉の緑色も薄く、葉脈も紫色を帯びない。総苞外片及び総苞内片にはトウカイタンポポのような大きな角状突起があり、総苞外片は開花期~結実期に外側に反り返る。5倍体であり、在来種ではめずらしく、セイヨウタンポポのように単為生殖する。痩果は色がセイヨウタンポポに似て、灰褐色、セイヨウタンポポより大きい。5倍体2n=40
キビシロタンポポ(キバナシロタンポポ) Taraxacum hideoi は岡山県、広島県に分布し、シロバナタンポポに似て白花である。草高が低く、総苞外片が反り返らない。オクウスギタンポポと区別しない見解もある。
オクウスギタンポポ(ナンブシロタンポポ)Taraxacum denudatum は東北地方に分布する。頭花が淡黄色で、総苞片の角状突起が小さい。
ケイリンシロタンポポ(コウライシロタンポポ)はTaraxacum coreanum は朝鮮に分布し、中国名は朝鲜蒲公英(chao xian pu gong ying)。 葉や花茎がしばしば紫色を帯びる。小花の小舌は白色~極淡白黄色で、シロバナタンポポと混同されやすい。周囲の小舌は外面がピンク色を帯び、両面に紫灰色のストライプがあり、内側の小舌の先の歯は黒色を帯びる。総苞片の角状突起は円錐状。冠毛は黄色を帯びる。2n=32。