シキザキベゴニア
Flora of Mikawa
シュウカイドウ科 Begoniaceae ベゴニア属
別 名 | ベゴニア・センパフローレンス、シキザキシュウカイドウ、シロバナベゴニア |
中国名 | 四季秋海棠 qiu hai tang |
英 名 | Semperflorens Cultorum Group , wax begonia , wax plant , fibrous rooted begonia |
学 名 | Begonia x semperflorens-cultorum synonym Begonia semperflorens Link et Otto synonym Begonia semperflorens gracilis |
花 期 | 4~10月 |
高 さ | 15~45(60)㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 栽培種 |
分 布 | 帰化種 南アメリカ原産 |
撮 影 | 豊橋市 17.6.20 |
シキザキベゴニアはシュウカイドウ科ベゴニア属の園芸品種である。 Begonia cucullata(Begonia semperflorens)と矮性のBegonia schmidtiana (ヒメベゴニア)との交雑種が作り出され、これの他種との交配、突然変異により作り出された品種群を Begonia x semperflorens-cultorum (Semperflorens Cultorum Group )と呼んでいる。シキザキベゴニアは普通、これを指し、原種を指すものではない。葉や茎などが緑色のものとブロンズ色のもの(銅葉という)がよく見かけられるが、ブロンズ色のものも突然変異による品種の1つである。Gracills Gloup=Begonia semperflorens gracilis [ (B. semperflorens 'Vernon' x B. schmidtiand)x B. semperflorens 'Vernon']もセンパフローレンス系の品種であり、球根をもつBegonia gracilis とは関係がなく、混同してはならない。4倍体系統を gracilis forms と呼ぶ。Begonia semperflorensとBegonia gracilisとのハイブレッドも作られている。
シキザキベゴニアは耐寒性のない常緑多年草、多肉質、高さ15~45㎝、45㎝を超える品種もある。全体に無毛、光沢がある。茎は基部で分枝せず、直立し、緑色又は淡紅色。葉は互生、葉柄は長短の差が大きく、葉身は卵形~広卵形、長さ4~8㎝、幅3~8㎝、不規則な鋸歯縁~全縁、主脈が目立ち、緑色又は銅色(ブロンズ色)、斑入りの品種もある。茎頂付近の葉腋に総状花序をつける。花序柄がある。雌雄異花同株。花は普通、約2㎝、大輪の品種は直径約4㎝、5㎝を超える品種もある。普通、雄花は花被片4個、雌花は花被片5個、八重花の品種もある。雄花の雄しべは多数、葯は黄色。子房下位。柱頭は3個。花色は白色、ピンク色、ローズ色、橙赤色、赤色など。蒴果には3翼があり、大きさが異なる。花期は4~10月頃。
シキザキベゴニアは耐寒性のない常緑多年草、多肉質、高さ15~45㎝、45㎝を超える品種もある。全体に無毛、光沢がある。茎は基部で分枝せず、直立し、緑色又は淡紅色。葉は互生、葉柄は長短の差が大きく、葉身は卵形~広卵形、長さ4~8㎝、幅3~8㎝、不規則な鋸歯縁~全縁、主脈が目立ち、緑色又は銅色(ブロンズ色)、斑入りの品種もある。茎頂付近の葉腋に総状花序をつける。花序柄がある。雌雄異花同株。花は普通、約2㎝、大輪の品種は直径約4㎝、5㎝を超える品種もある。普通、雄花は花被片4個、雌花は花被片5個、八重花の品種もある。雄花の雄しべは多数、葯は黄色。子房下位。柱頭は3個。花色は白色、ピンク色、ローズ色、橙赤色、赤色など。蒴果には3翼があり、大きさが異なる。花期は4~10月頃。