シカクイ 四角藺
Flora of Mikawa
カヤツリグサ科 Cyperaceae ハリイ属
中国名 | 羽毛荸荠 yu mao bi qi |
学 名 | Eleocharis wichurae Boeck. |
花 期 | 7~10月 |
高 さ | 30~50㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 低地の日当たりのよい湿地 |
分 布 | 在来種 日本全土、朝鮮、中国、シベリア |
撮 影 | 豊田市矢並町 03.10.10 |
和名の由来は茎の断面が四角形であることから。
茎は密に叢生し、茎の四角の1角は稜の出っ張りが少ない。小穂は茎頂に1個だけつき、小穂は長さ1~2.5㎝の長楕円形。鱗片の中肋は緑色、縁は淡褐色、鈍頭。果実は緑褐色、長さ1.5~2㎜。柱頭は3岐。柱基が大きく、果実と同程度の長さがある。刺針状花被片は長さが果実と柱基を合わせたのとほぼ同じで、下向きの小刺毛が密生する。
類似のマシカクイは茎の4稜すべてが出っ張り、柱基が扁三角形。
ミツカドシカクイは茎が3稜形。
イヌシカクイは茎が円柱形で、稜がはっきりせず、果実の刺針状花被片の小刺毛が短い。
茎は密に叢生し、茎の四角の1角は稜の出っ張りが少ない。小穂は茎頂に1個だけつき、小穂は長さ1~2.5㎝の長楕円形。鱗片の中肋は緑色、縁は淡褐色、鈍頭。果実は緑褐色、長さ1.5~2㎜。柱頭は3岐。柱基が大きく、果実と同程度の長さがある。刺針状花被片は長さが果実と柱基を合わせたのとほぼ同じで、下向きの小刺毛が密生する。
類似のマシカクイは茎の4稜すべてが出っ張り、柱基が扁三角形。
ミツカドシカクイは茎が3稜形。
イヌシカクイは茎が円柱形で、稜がはっきりせず、果実の刺針状花被片の小刺毛が短い。